1日5食食べるVtuberのお噺部屋

1日5食食べるVtuberの呟き

お互いのわがまま

 最近いろんなアニメを見ていて、高校の頃に国語の先生が言っていたことを思い出したから忘れないように書いておこうと思う。

 アニメ、小説ではいろんなキャラが出てくる。アニメによっては話の関係で一話で主要キャラだと思われていたキャラが死ぬこともある。小説家としては、こういう話にしたいから、今回はこういう話の構成にする予定だからここでこのキャラは死ぬ設定にしようと思って物語を書き進める。しかし今度は読み手側視点として考えると、例えば主要キャラだと思っていた可愛いアイドルキャラがもし話の関係で一話や数話、または最後でもいいけど死んだ場合、読み手側は少なからず、ショックを受けることがある。こうすれば生きていたんじゃないか、まず作者はどうしてここでこのキャラを死なせたんだ? そう考える人もいる、と先生は言っていた。

 だから作者としてはこのキャラをここでこうする、という自分の筋書きがあって読み手からするとそれは作者の横暴だ、という人がいるかもしれないけど、作者からしても同じだ。読み手は読んでいくうちにキャラに感情移入したりしてそのキャラが好きになり、そのキャラが作中で死ぬと、なんで、と愚痴を言う。読み手側も時にわがままで横暴だと。当時先生が言っていたことをなるほど、と思ったりもしたけど、その後今に至るまで本にかかわらずアニメ、映画も見ていくと先生が言っていたことがとてもよく分かった。

 二話で好きだったキャラが死んで見る気をなくした、一話であの子がいなくなって…なんて話もしょっちゅう耳にするし、ツイッターでも目にする。正直言いたい放題だ。作家のほうもこれじゃあ書く時に大変だろうな、と思う。そんなの気にしてたら小説なんて書けないから気にしてない人のほうが大半だと思うけど、勝手に文句言われても…って思ったりもするのかな? とかも思った。

 今日のブログは特に落ちとか結論とかあるわけじゃないけど、とりあえず思い出したから書いてみた。もしなんか意見とか自分はこう思うとかあったら教えていただけると私の考えも視野もさらに広くなるし、勉強にもなるから教えていただけると光栄です。

 以上、本日のブログでした。